コスモスの道

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毎日が旅立ったら…

月曜の朝、出勤のため自宅を出た途端、ふと思った。これが旅立ったら、どんなに嬉しいだろうと。

 

「毎日が旅立ったらいいよね」は、「bp」という雑誌のキャッチフレーズだ。私の中では、旅行好きの心をつかむ名コピーだと思っている。

旅は、常に新しい風景に出会うことができ、出会いもある。とにかく、見知らぬ場所に行くという行為自体にワクワクするのだ。

かつて松尾芭蕉は、「月日は百代の過客」と述べた。確かに人生そのものが旅であるのかもしれない。なぜなら、どんな暮らしをしていても、日々何かしらの変化があり、何かしらの新たな経験ができるからだ。しかし、毎日旅していたいという気持ちは、実際に旅行したいということではなく、もっとワクワクできる時間を増やしたいという思いから生まれてくると理解した。そして、こうした思いを巡らす時間をもっと増やすことが、人生において大切だと思った。

 

会社勤めをしていると、本当に一週間があっという間である。しかし、旅をすると、訪れた場所の記憶が、確実に残る。それらは、自分の人生において、かけがえのない宝物になるのだ。

見知らぬ風景を見るのが楽しいと思える生き方を実践しようと、改めて決意した。

 

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